神奈川県電機商業組合は県内唯一の公的に認められた業界団体です。 神奈川県下、23支部、330店弱が参加しております。 また、組合員店は地域のお客様のために、家電の困りごとを解決する相談センターとして活躍しています。
理事長新年ご挨拶
神奈川県電機商業組合 理事長 関口 征雄
明けましておめでとうございます。 昨年は天皇陛下のご即位により、2019年5月より元号が平成から令和へと新しい時代の幕開けとなりました。特に昨年は7月の天候不順により冷夏になるのではないかとの不安もありましたが8月以降には例年の暑さがぶり返し、以降エアコンは好調に推移しました。10月には消費税増税が施工され、政府は増税による景気の落ち込みを防ぐ為、軽減税率やキャッシュレスの推進等が導入されました。また10月には台風により関東圏が甚大な被害を受け、我が神奈川県も少なからず影響を受けることとなりました。いまだに災害復旧が行われている状況で1日も早い復旧をお祈りしております。 さて本年2020年は世紀の祭典と言われる東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。前回のオリンピックは1964年に開催され、56年振りに2度目の開催となります。1964年といえば昭和39年で、ようやくカラーテレビが開発され始めたころです。 近い将来爆発的に普及する予感がしたものです。 その後の家電業界の変化については皆さんもご承知の通り、量販店の台頭、価格競争の激化等々の数々の試練を経て今日に至っております。 現状はテレビはデジタル化・薄型化され、様々な技術革新により4K・8Kといわれる高精細画質のテレビが主流となりました。近年は家電製品にもAI(人工知能)やIOT(インターネットオブシングス)と言われる技術が取り入れられ、大きく変化しようとしています。特に今春から始まる5G(次世代高速通信規格)に対応するスマートフォンが登場することによって電子関連事業が活況を呈すると予測されています。 家電業界も従来の関連事業のみならず、ソニー・パナソニックのEV自動車の開発、トヨタのスマートシティ構築等の新しい分野への進出によって、オリンピック後の経済情勢が期待されます。 どうか本年も宜しくお願い致します。